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メダカの卵が白くなる理由とカビ予防4つ!カビ対策でふか率アップ

メダカの卵が白くなってるんだけどそのままで大丈夫かな?

白くなってたら早く取り除かないとカビが生えてくるよ~!

こんにちは、メダカビジネス発信中のティマです。

メダカの卵を水に入れていたら白くなっていてたけれどこのままで大丈夫かな?と心配になったことはありませんか?

この記事ではメダカの卵が白くなる2つの理由とカビを生やさないための方法4つ、孵化日数についてまとめました。

カビを予防して卵がきれいな状態だと孵化する確率がぐんとあがりますよ♪

  • メダカの卵が白い2つの理由
  • 卵のカビを予防する4つの方法
  • 水温から孵化日数がわかる!

それでは詳しく見ていきましょう。

メダカの卵が白く見えるけれど大丈夫?卵が白い2つの理由

白くなった卵には2つの理由があります。

ここではそれぞれの違いについてまとめました。

無精卵だと白く見える

健康なメダカの卵はうすい黄色で4日くらいすると赤ちゃんメダカの眼が見えるようになってきます。

メダカの卵に眼が見えた

ですが、同じ時に採卵した卵で眼が見え始めているのに確認できなくて白っぽくなっている卵があることがあります。

残念ながら白くなっている卵は無精卵なのでそのまま置いておいても孵化することはありません。

ずっとそのままにしておくとカビが生えてきてしまい、正常な卵もあっという間にカビにやられてしまうので見つけたらすぐに取り除いてください。

白いふわふわはカビ

メダカの眼が見えて卵有精卵だけれど白いふわふわがくっついているものはカビてしまった卵です。

カビてしまったメダカの卵

写真下の白い卵が先にカビてしまい、上の健康な卵も接触していたのでカビてしまいました。

そのまま水に入れておいても孵化する場合もありますが、更に他の卵がカビ菌にやられてしまうので別の容器に隔離する方が安全です。

温度が高くなる夏場は特にカビが発生しやすいんだって

メダカの卵のカビを予防する4つの方法

たくさん孵化させるためにも卵をきれいに保つことが大切です。

ここではカビを予防する方法をまとめました。

付着糸を取る

卵の周りには付着糸と呼ばれる毛が生えているので、卵が水草や産卵床にくっついていることができます。

ですが、卵同士がずっとくっついたままでいると水の通りが悪くなるのでカビが発生しやすくなります。

付着糸がついて宙ぶらりんで移動する卵

写真では上にいるメダカから卵が1つだけ落ちているように見えるかもしれませんが、糸でつながっているのでメダカと一緒になって宙ぶらりんで移動しています。

カビ防止のためにもこの付着糸を取って、水の中で卵がバラバラになった状態になっていることが理想的です。

付着糸の取り方ですが卵を手のひらやガーゼの上でコロコロすると取ることができます。

産卵したばかりの卵は指で押してもつぶれません。

もしも簡単に潰れてしまったとしたら無精卵だったということです。

キッチンペーパーやペットのおしっこ吸収シーツを使う人もいますが、私は写真のものを使用しています。

メダカの付着糸をとる道具

以前は手のひらでコロコロしていたのですが卵をよく落としてしまったりうまくできず時間がかかっていました。

写真の卵コロコロ専用のものを使うと思い切ってコロコロできるのでとても便利ですし時短になっています。

メチレンブルー水溶液を使う

卵管理にメチレンブルー水溶液(通称メチレンブルーと呼ばれている)という観賞魚用の薬を使う方法です。

メチレンブルー水溶液

メチレンブルーは観賞魚が具合を悪くした時の万能薬的な存在で、ホームセンターの金魚・メダカの薬コーナーで買うことができます。

1L以上の水にメチレンブルーを1滴たらした水の中に卵をいれておくと、雑菌の繁殖を抑えてくれるのでカビ予防になります。

光が当たると分解して成分が薄れてしまうので青色が薄くなったら新しく作り直してください。

無精卵は取り除く

無精卵はすぐにカビてしまうので見つけたらすぐに取り除いてください。

先ほど無精卵は白くなるとご紹介しましたが、見た目ではいまいち良くわからない場合でもメチレンブルーを使うとすぐに見分けることができます。

カビ予防のために作ったメチレンブルー水へ卵を入れ、数時間くらいたつと無精卵だけ青く染まっています。

メチレンブルーで青く染まったメダカの無精卵

このように青く染まった卵だけ取り除けばいいので無精卵か有精卵か簡単に見分けることができます。

メチレンブルーが濃すぎると有精卵でも表面が青く染まってしまうので作る時の濃度に注意

水換え頻度

毎日水を換えることが理想ですが、大変な場合は2日1回交換できると安心です。

この時の水は水道水をそのまま使ってください。

水道水には殺菌・消毒目的でカルキが入っているのでカビ予防になります。

卵の状態では卵の膜で守られているのでカルキ入りの水でも問題ないのですが、孵化したベビーメダカには有害なので孵化間近になったらカルキを抜いた水を使うようにしてください。

この時メチレンブルーも併用して使うとカビ予防になるんだったよね

水温からメダカの孵化日数がわかる?

水温によって孵化するのにかかる日数が変わるのですが、計算で孵化日数がわかるので便利です。

250÷水温=孵化日数

例えば水温25℃の場合は…

250÷25℃=10日

だいたい10日で孵化するということになります。

水温が25℃より高いともっと早く孵化し、水温が低いと孵化するまでに10日以上がかかります。

水温が高すぎると奇形率が上がり、水温が低すぎると孵化しない可能性が高くなると言われているので孵化日数は10日前後を目安にしてください

まとめ

メダカの卵が白くなる正体とカビの予防方法、孵化日数の計算式は以下です。

  • 無精卵だと卵は白くなってくる
  • 卵についているふわふわの白いものはカビ
  • 付着糸を取る
  • メチレンブルー水溶液を入れる
  • 無精卵があったらすぐに取り除く
  • 水は毎日、または2日に1回交換する
  • 250÷水温=孵化日数

私はこの方法でたくさん孵化させることができました。

卵をカビから守ることで孵化率があがるのでぜひ試してみてください。

▼メダカが産卵するようになった方法4選の記事コチラ▼

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