![](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/04/09-150x150.png)
メダカの産卵床、100均で簡単に作れちゃったよ♪
![](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/04/GridArt_20230323_153715981-150x150.jpg)
100均で揃えられるなら挑戦しやすいね!
こんにちは。メダカビジネス発信中のティマです。
ホームセンターなどで見かけるメダカの産卵床って高いなぁと思ったことはありませんか?
水槽が5つある場合は値段×5個なのでかなりの出費になってしまします。
それが100均のセリアで材料を揃えると簡単にたくさん作ることができます。
この記事ではセリアで売られているポリエステル不織布タイプとチュールタイプの2種類の産卵床の作り方をまとめました。
- 産卵床の種類
- ポリエステル不織布タイプの産卵床の作り方
- チュールタイプの産卵床の作り方
- それぞれの産卵床を水槽に入れた様子
メダカの産卵床には人工産卵床と自然の産卵床がある
自然の中のメダカは卵を産むと水草などへ産み付けます。
![メダカが卵をお腹につけている様子](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/85b13455401467cd37cc4ce69a626c63.jpg)
産んだ卵を付ける場所、物のことを「産卵床」と言います。
水草がない水槽で飼育している場合などは、「人工産卵床」という作った産卵床を入れておくとそこへ産み付けてくれるのです。
![ポリエステル不織布タイプの手作り人工産卵床にメダカの卵が付いている様子](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/1a80e51b6ec94139e08d65eae6407d20-1.jpg)
人工産卵床はホームセンターなどで既製品が手に入るのですが、数を揃えるとなるとかなりの出費になってしまします。
ですが100均のセリアで材料を揃えて作ると、安く大量に、しかも簡単にできてしまうのです。
卵を産み付けることがうまくできないメダカがいたので、水草2種類とポリエステル不織布タイプの産卵床を入れていたことがあります。
![産卵床に卵を付けないメダカを隔離して水草と作った産卵床を入れた様子](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC_0315-1.jpg)
やはり自然のものだから水草が好きかなと思っていたのですが、この時のメダカは人工産卵床(ポリエステル不織布タイプの産卵床)に卵を付けました。
このように人工の産卵床でも問題なくメダカは卵を付けてくれるのでぜひ産卵床作りに挑戦してみてください。
100均セリアのメダカコーナーで買える人工産卵床の作り方
セリアにはメダカ用品が売られているメダカコーナーがあります。
そこにはポリエステル不織布タイプとチュールタイプの2種類の産卵床が置いてあります。
今回はこの2種類の作り方をまとめました。
ポリエステル不織布タイプ
セリアのメダカコーナーでこれを探してください。
![100均セリアで買ったメダカの産卵床ポリエステル不織布タイプとうきわのパッケージ表側](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/f91dc776ed730b4751c6641f2d7a2a75.jpg)
それぞれ12個入りなので12個の産卵床を作ることができます。
裏面にも作り方がが書かれています。
![100均セリアで買ったメダカの産卵床ポリエステル不織布タイプとうきわのパッケージ裏側](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/418da7d48c6a77239711e788669dcaed.jpg)
不織布に切り込みを入れる
ポリエステル不織布へ切り込みをいれます(写真は縦方向にカットしている)。
![100均セリアで買ったポリエステル不織布を切った様子](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/7705114135df946a5be557b6177a78fb.jpg)
不織布が長方形なので長い方へ切ると長い産卵床になって、短い方を切ると短い産卵床になります。
切り込みを入れた不織布を巻いてうきわの穴へ入れる
切った不織布を端からクルクル巻いてうきわの穴へねじ込んでください。
![100均セリアで買ったポリエステル不織布を切って端からクルクル巻いてうきわの穴へ入れて完成した手作りポリエステル産卵床](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/80892fb232c942ddf7705f7bfca9f0ac.jpg)
これでポリエステル不織布の完成です!
水槽に入れた様子
長いタイプと短いタイプをホームセンターで売っている12L水槽に入れたらこんな感じです。
![100均セリアで材料を買って長さの違う手作りポリエステル産卵床を作ってホームセンターで売られている水槽セットSサイズに入れて横から見た様子](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/8ef8769033e70035b8b86403ac216152.jpg)
![](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/04/01-150x150.png)
産卵床の長さは水槽の高さに合わせて選ぶといいね
![](https://medakanesia.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
チュールタイプ
セリアのチュールタイプの産卵床はこのパッケージに入って売られています。
![100均セリアで売られているチュール産卵床パッケージ表側](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/1e62b3d50d248df65e9b969da2fbde78-1.jpg)
ポリエステル不織布タイプの産卵床に比べてとても柔らかいのでこちらを好むメダカもいます。
裏側に作り方が書かれています。
![100均セリアで売られているチュール産卵床パッケージ裏側](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/ca1b8063d441b6ccd848f572e7d861ca.jpg)
チュールを好みの厚さに巻いていく
目安にしやすいように、チュールが入っていたビニール袋に巻いてみました。
![100均セリアのメダカコーナーで買ったチュールを巻いた様子](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC_0001-1.jpg)
この厚さだと私には出来上がりの大きさが少し小さいかなと思ったので、ビニール袋の幅よりも大きく巻いていく方がオススメです。
カットしたチュールを結束バンドで固定する
好きな幅(私は6等分しました)にチュールを切って、中央を結束バンドで固定します。
私はチュールを6等分したのでできる産卵床は6個です。
もっとチュールの幅を細く切るとたくさんの個数を作ることができます。
![100均セリアのメダカコーナーで買って切ったチュールの中央を結束バンドで固定した様子](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/2fdf1a8d535526678f8bf222e24d7349.jpg)
結束バンドがゆるくてチュールが抜けないようにきつく絞めてください。
結束バンドは細い方がきれいにできます。
両端を切ってからほぐす
結束バンドで固定したチュールの左右の端が輪になっているのではさみで切ってバラバラにします。
全体的に丸くなるようにほぐして完成です!
写真左が、チュールが入っていたビニール袋の幅で巻いたもの、右がそれよりも幅を広くして巻いたものです。
![100均セリアのメダカコーナーで材料を買って長さの違うチュール産卵床を手作りして完成した様子](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/fb7357410b8c1bbc7be2d9b714b048bf.jpg)
水槽に入れた様子
うきわに刺して水槽へ入れてみました。
![100均セリアのメダカコーナーで材料を買って作った手作りチュール産卵床をメダカの水槽に入れてみた様子](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/673f004dc1fffe1461064441cda6cf95.jpg)
チュールタイプの産卵床に初めて卵を産み付けてくれた写真です。
真ん中辺りにある半透明の小さな丸い粒が卵です。
![100均セリアのメダカコーナーで材料を買って作った手作りチュール産卵床に初めて産み付けてくれたメダカの卵](https://medakanesia.com/wp-content/uploads/2023/07/7712b58698e946663b00eff5da7d0903.jpg)
なかなか産卵床に産み付けてくれなかったメダカだったのでとても嬉しかったです。
![](https://medakanesia.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
まとめ
- メダカが産んだ卵を付ける場所、物を「産卵床」と言う
- 産卵床には人工産卵床と水草など天然の産卵床とがある
- メダカは天然の産卵床が好きとは限らない
- 100均セリアのメダカコーナーでポリエステル不織布タイプとチュールタイプの産卵床が売られている
- ポリエステル不織布は産卵床が12個できる
- チュールは6等分したので産卵床が6個できた
- なかなか産卵床に卵を産み付けてくれない時は色々な産卵床を試してみると良い
セリアのメダカコーナーで産卵床の材料を買ってくると、びっくりするくらい簡単に作れてしまいます。
他の材料でもアレンジ可能なので色々なタイプの産卵床を作ってメダカのお気に入り産卵床を見つけてみてください。
▼卵のカビ予防をして孵化率を上げる方法はコチラ▼