メダカのエサって1日どのくらいあげればいいんだろう?
季節や体の大きさによっても違うんだよ
こんにちは。メダカビジネス発信中のティマです。
メダカを飼い始めたときはどのくらいの量のエサをあげればいいのか見当がつかず、大量にあげてしまったことがことがあります。
エサのあげすぎは水質悪化につながってメダカの寿命にも関係してくるので、適量を心がけましょう。
この記事では実際にあげている量の写真と時間の関係、エサをあげられない場合はどうしたらいいかをまとめました。
- メダカの餌の量はどのくらい?
- メダカのエサの量と時間の関係
- 屋外飼育と屋内飼育の場合
- メダカにエサをあげられないとき
▼メダカの寿命のサインはどんな?老メダカにいい環境のポイント記事はコチラ▼
▼メダカの寿命と種類とに関係はある?長生きできる飼育環境のポイント記事はコチラ▼
メダカの餌の量の目安
メダカのエサの量の目安は2~3分(5分の場合もあり)で食べきれる量を1日2、3回あげるといいと言われています。
メダカに最初エサをあげた時は量がわからず大量にあげてしまいました。
実際にはどのくらいの量かわからないので私の場合はどうなのか写真つきでまとめてみました。
大人のメダカのエサの量
私は7匹のメダカに対して写真の量を朝のエサやりで2、3回あげて、夕方~夜にかけて朝と同じ量をあげています。
1回写真の量をあげてみて、食べている様子でもっと食べたそうなら写真の量を追加であげるということです。
そうすると食べ残しが少なくなって水質悪化を防ぐことができますよ。
水を吸ったエサは食べないんだって
メダカを長生きさせるポイントは腹八分目と言われているので、あげすぎには気をつけてくださいね。
ベビーメダカのエサの量
ベビーメダカ用のエサは細かい粉末状になっています。
スプーンですくうのではなく、何もしなくてもスプーンにくっつくのでこれをそのまま指でトントンとスプーンをはじいて落ちるくらいで十分です。
ベビーメダカは大人のメダカのように広範囲を泳ぎ回ることができず体に栄養を蓄えることもできません。
そのため、エサをあげる回数を増やして常にエサがある状態にすることが必要です。
孵化してまもないベビーメダカは1日5回のエサやりが良いと言われていますが、仕事などで難しい場合はゾウリムシをあげると生存率があがります。
ゾウリムシは生きているので動き回り、ベビーメダカがエサ(ゾウリムシのこと)に気付きやすいこともポイントです。
また、エサになる植物プランクトンが豊富なグリーンウォーターでの飼育も生存率を上げることができます。
1からグリーンウォーターを作るのが大変な場合はクロレラを使うとすぐに作ることができます。
メダカの餌の量と季節の関係
メダカは水温が低くなるにつれて活動量が減るので食べるエサの量も減ってきます。
そして冬になって冬眠すると底の方でじっとしてエサは食べなくなるので、季節ごとにエサの量や回数を調節する必要がでてきます。
ここでは屋外飼育と屋内飼育の場合についてまとめました。
屋外飼育の場合
屋外飼育の場合は基本的に日が暮れたり、水温が下がってくるとあまりエサを食べなくなります。
水温が下がるとエサを食べなくなるので、季節によってあげる回数と量を変える必要があります。
水温が5℃以下になると冬眠し、底でじっとして動かなくなるのでエサはあげなくても大丈夫です。
昼間気温が上がってメダカが水面にくるようならごく少量のエサをあげるようにしてください。
秋~春にかけては基本的に1日1回、水温が高い時にあげてください。
水温が18℃前後になるようになったら天気のいい日はエサを1日2回にするタイミングです。
水温が20℃くらいになると活動量が増えるのでエサを1日2回にして様子をみてください。
1日の最低水温、最高水温がそれぞれ表示される水温計があるので目安になります。
屋内飼育の場合
屋内飼育で寒い時期はヒーターを使って水温が一定になるようにしている場合、エサやりは1年中同じ量と回数で大丈夫です。
屋内飼育でもヒーターを使っていない場合は、水温によってエサの量と回数が変わってくるので屋外飼育の例を参考にしてください。
水槽ライトで管理している場合は消灯の3時間前にあげるといいね
メダカを繁殖させたい場合
メダカを繁殖させたい場合は産卵・繁殖専用のエサを使ってください。
産卵にはエネルギーが必要ですが、タンパク質などの成分が考えられて配合されているためです。
このエサを使うと1回に産む卵の数が倍くらい変わってきます。
1回にあげるエサの量は同じでエサの回数を3、4回に増やしてください。
ただし、エサの消化に2、3時間かかるので次のエサやりには時間をあけるようにしてください。
メダカに餌をあげられない時はどうする?
大人のメダカは基本的に1週間くらいエサを食べなくても生きていることができます。
長期不在になる場合は自動エサやり機というものがあり、設定した時間に設定した量をだしてくれるものです。
メダカはミジンコなどの活餌は大好きで、ミジンコもしばらくは生きているので入れておくことができます。
粉エサのように急速に水質が悪化することもありません。
また、ミジンコウキクサという水草はメダカのサラダと言われていて食べることができるので非常食用に浮かべておくと安心です。
お留守番フードというものがあるのですが、ある日突然浮かべておいてもエサと認識せず食べないことがあります。
使う場合は定期的にあげるようにしてお留守番フードに慣れさせる必要があります。
まとめ
- メダカにエサをあげる場合はごく少量をあげ、足りなそうだったら追加していく
- ベビーメダカはエサをあげる回数を増やして常にエサがあるようにする
- ベビーメダカはゾウリムシやグリーンウォーターで飼育すると生存率があがる
- 水温が5℃以下になると冬眠して底の方でじっとしてうごかないのでエサはあげなくてよい
- 冬眠中でも昼間水温が上がってメダカが水面にくるようならごく少量のエサをあげる
- 秋~春にかけては基本的に1日1回、水温が高い時にあげる
- 水温が18℃前後になるようになったら天気のいい日はエサを1日2回にするタイミング
- 水温が20℃くらいになると活動量が増えるのでエサを1日2回にする
- 室内飼育で水温が一定になるようにしている場合、エサやりは1年中同じ量と回数で大丈夫
- 水槽ライトで管理している場合は消灯の3時間前にあげる
- メダカを繁殖させたい場合は専用の産卵・繁殖用のエサをあげる
- 長期間メダカにエサをあげられない場合は自動エサやり機、ミジンコ、ミジンコウキクサ、お留守番フードの選択肢がある
▼メダカの寿命のサインはどんな?老メダカにいい環境のポイント記事はコチラ▼
▼メダカの寿命と種類とに関係はある?長生きできる飼育環境のポイント記事はコチラ▼
▼記事で紹介した商品一覧はコチラ▼